文章書くの好き！！　けどセールス苦手。。　それが阿部ベア

・・・・第18話・・・・・

心優しい女性は、彼女の最大の武器で
周りの様子を記録していた。

そして、頭の中で色んな作戦を立て始めた。

北に向かいながら。。

心を痛めながら。。。。
↓
↓このステキな逸品を楽しんでご覧ください。

 

今日は、今の事務所でお世話になって
初めての現場だったんですが
派遣時代に行ったことのある会社で
昔は汚いビルを間借りしてたのに
いつの間にやらビジネス街に
自社ビルを建てていたことに
驚きを隠せなかった阿部ベアです。

導入文章の補足です。

今の社長さんは2代目らしいのですが
色々とやり方を変えたところ
急激に会社の業績がアップしたそうです。

相当な痛みも伴ったみたいですが
この業界ではかなり元気な会社です。

このまま突き進んでいってほしいものです。

さてさて一昨日、ちょっとばかし
お酒の話をしていましたよね。

今日の帰り、駅まで道に迷いながら
思い出したことがあるんで
そのことをお話したいと思います。

あ、道に迷ったのは
現場に連れてってくれた人が
異様にクネクネ曲がってったもんで
道を覚えきれず。。

こっちかな～

なんて思いながら進んでったら
一つ先の駅に着きました(;^_^A

道はつながってますね♪

次は、勘じゃなくて
地図を見ようと思います。。。

一人であのビルに
たどり着ける気がしない。。

おぉ、久々に脱線しとる。。

えっと、お酒の話で
思い出したことでしたよね。

時はさかのぼりますよ～～。

小学生の頃のお話です。

確か、６年生だったかな。

わたしの両親はしつけ以外に
勉強も厳しかったんですね。

なので塾に2つくらい行かされてました。

その反動からか塾がお休みの日は
勉強をせず友達と遊び倒していました。

母親がよく出かける人だったんで
親がいない間に友達を家に呼んでました。

（あ、ちなみに母親の名誉のためにいっときますと
　遊びに行ってたわけじゃなくて
　祖父の仕事の手伝いをしてたり
　父親の仕事がらみでよく出かけてたんです）

でも、母親は専業主婦だったんで
お菓子とかジュースとか
そういうのを手作りしてくれてたんですよね。

あの当時は、スナック菓子を食べられる
友達がうらやましかったんですけど
今となったら、贅沢だったなぁと思います。

そんな手作りのおやつが必ずあったんで
思いっきり外で遊んで
一度ウチに戻って
みんなでお菓子をしこたま食べて
また遊びに行ってました。

いつもそんな感じだったんで
母親は大量にお菓子を作ってくれてたんです。

そんなある日、母親がカリン酒を作ったんですね。

今はアホみたいに丈夫なわたしも
子どものころは意外にも体が弱く
しょっちゅう風邪をひいてました。

ノドをすぐやられてたから
痛みが引くらしいってんで
カリン酒を作ってくれて。

ですが、このカリン酒は父親用。

わたしには、カリン酒といってたんですけど
ちゃんとカリンジュースも作ってたんです。

父親用は、わたしが飲むと大変ってことで
納戸に隠してたらしいです。

そんなことを知らないわたしは
お酒だと思い込んでいたんですね。

でも、お酒飲んでるなんて
外ではいえないじゃないですか。

いえないけど、お酒飲んでるって思うことが
なんだか大人になったみたいで楽しかったんです。

そんなカリンジュース
キッチンの目立つとこにおいてあったんで
目ざとい友達が

「これなに？？？」

ときたら、お調子もんのわたしが
黙ってるわけありません。

「これねぇ、お酒なんだよ！！！
　カリン酒ってやつでノドにいいんだって」

得意気に話します。

小学6年なんて
大人でも子どもでもないと
自分では思っている微妙なお年頃。

や、完全に子どもなんですけどね。

その当時はってことですよ。

とにかく背伸びがしたいんです。

そして、少し悪ぶってみたい。。

そんな気持ちが勝ってしまったんですね。。

大体よく遊ぶ友達なんて
類友ですよね。。。

そんな話をすれば
す～ぐ飛びつきます。

「そうなの？？」

「おいしいの？？」

「甘いの？？」

「飲んでみる？？」

ワイワイ始まりました。

飲んでみたいけど
怖いんですよね、お酒って言葉が。

ですが！！！

思い出してください。
わたしが最初にいったこと。

これはジュースだったんです。。。

そんなこととは露知らず
わたしは一番に飲みました。

しかも、得意気に(;^_^A

まぁ、風邪のときにも飲んでますしね。

リキュールみたいに濃いんで
水で割って飲むんですけど
それがまたお酒みたいに思えるという。。

わたしが飲んだことで
友達みんな勢いついちゃいました。

「ちょーだい」

「こっちが先だよ～」

「あま～い」

「おいしいね」

「お酒っておいしいんだ～」

思い込みの力はすごいです。

みんな、軽い酔っ払いみたいになりました。

わたしの実家から通ってた小学校は
10秒程度しか離れていません。

「よ～し、ガッコ行こ～」

「まだ、校庭開放してるよね～」

「何して遊ぼっか～」

ヨッバライもどきの子どもたちは
フラフラしながら小学校へ向かいます。

で、何を始めたと思います？

裏門をよじ登り始めたんです。

正門開いてるのに。。。

いまだに覚えてるんですけど
裏門、よじ登って乗り越えたら
校庭行かずに
また裏門をよじ登って乗り越える

何が楽しかったのか
みんなゲラゲラ笑いながら
ずっとやってました、そんなこと。

裏門ったって、道路沿いなんで
メチャクチャ目立ちます。

そのうち、用務員さん（今は主事さんていうらしいですね）が
気づいて先生を呼んでしまいました。

全員すぐ捕まって職員室へ連行。

酒を飲んでいないのに
ご機嫌な子どもたち。。

担任は不思議に思ったでしょうね。

で、もちろん実家に電話です。。

だって、みんなが

「阿部んちで酒飲んだ」

「おいしかった」

「甘かった」

なんていってたもんで
速攻母親呼び出しです。

すでに家に帰ってきていた母親は
ほとんどなくなっているカリンジュースを見て
イヤな予感がしたそうです。

グラスは散らかり放題。

キッチンはべたべた。

いつもなら、多少は片づけているのに
今回はすべてやりっぱなしだったからです。

そこに担任からの電話が入ったんですから
母親は頭を抱えていたことでしょう。。

担任からワケを聞いた母親は
カリンジュースを持って学校へ。

まだジュースだったという事実を知らず
ご機嫌なわたしは母親を見て

「なにしてんの～」

なんて能天気にいったもんですから
母親の怒りは頂点に。。

怖い顔で無言で近づいてきて。。。

ひっぱたかれました。。

で、先生に平謝りしてました。

「子どもたちはこれをお酒だと思って飲んだようです
　うちの子にお酒っていえば黙って飲むと思ったものですから。。
　こんなことになってしまって。。」

色んな事を忘れさるのが得意なわたしなんですけど
このシーンだけは今でも鮮明に覚えてます。

というか
親にわたし起因で謝らせたことは
すべて鮮明に覚えています。

悪いとは思ってるんです。

ホントです。

だから覚えてるんだと思うんですけど。。

でも、やらかしちゃうんですよねぇ。。

これが、ニワトリたる所以です(;^_^A

力いっぱいひっぱたかれたんで
ホッペタ痛かったんですけど
ヤバいことしたってほうが強くって
心臓がバクバクです。

ジュースってわかったとたん
みんなしらふに逆戻り。

担任も母親が泣きそうな勢いで
謝り倒してたのが不憫だったのか
不問に付してくれました。

友達の親御さんにも黙っててくれたんですけど。。

子どもって黙ってらんないんですよね。

次から次へとウチに電話が。。

お怒りの電話じゃないですよ。
母親に謝罪の電話だったそうです。

一番悪いのはわたしなので
ずっと電話で

「すみません。。うちの子が」

てやってました。

なんか。。。

ものすごい記憶が鮮明に呼び起こされてます(;^_^A

イヤな感じとか
ホッペタの痛さ、熱さとか。

親に対する申し訳なさとか。。

ホントすんません。

⇒　http://binamaabe.com/PDF/gomenne.jpg

それにしても
子どもって感受性が強いっていいますけど
ここまで思い込めるってのもスゴイですよね。

単純きわまりないっていうか。。

友達の親御さんからの電話が鳴りやんだ後
母親に怒られたことはいうまでもありません。

ここでも兄がかばってくれたんで
父親には内緒にしてもらえました。

こんなお話を最近よくするんで
ここのところ兄とよく話すようになりました。

そんな兄も、もうすぐ誕生日なんで
今年は何か買ってあげようかと思います。

あぁっ！！

あと4日しかない！！！
明けて3日しかないっ！！

アマゾンさんに頼もうかなぁと思いつつ
今日はこの辺でおしまいにしたいと思います。

というわけで～
今日は思い込みってすごすぎる
についてお話してみました。

長文＆いつもの乱筆乱文ですみません。。

最後までお読みいただきありがとうございました。