今日は初夜勤で前回、前々回同様に
ヒマぶっこくかなぁと思ったら
残業になったんだけど、昨日の朝から
ずっといる社員さんがいらしたんで
帰ってゴメンねと思いながら帰宅した
阿部ベアです。
あっっついっす！！
昨日、仕事に出かけた時
結構な雨が降ってたから
冷えるかなぁと思って
レインコートモドキを着てったら
帰り道、暑いのなんのって。。
傘もあるし、手に持つのが邪魔くさかったんで
頑張って着て帰ろうとしたんですけど
ムリでした～～。
耐えらんなかった。。
今日の夜は、雨降んないみたいですね。
けど、気温は上がりも下がりもしないみたい。
てことは。。。
上着持ってかない方がいいのかなぁ。。
う～ん。。
後で悩むことにしました！
さて、今日のお話なんですけど
昨日の続き聞きたいですかって
アンケートみたいなんをとったじゃないですか。
思いのほかクリックしてくださった方が多かったので
続きをお話していこうと思います！
昨日のお話をザックリまとめると
・友達から古本の卸やらないかと誘われ、引き受けた
・親には黙って大阪に出奔（しゅっぽん）
・大阪で生活拠点を構えて仕事開始
・2人じゃ効率悪いから大学生を雇うことに
て感じですかね。
じゃ、大学生を雇うってとこからスタートしますね。
えっとですね
大学生を雇おうと思ってたんですよ
ヒマな時間を持て余してる人が、たまにいるんで。
けど、アルバイト情報誌とかだと
広告出すのってお金もかかるし
高校生が紛れ込む可能性もあるんで
まずはYの知り合いをスカウトしました。
友達、沢山連れておいで～といったら
5人でやってきました。
その場で集団面接をして
やること教えて待遇を説明したところ
快く引き受けてくれました♪
待遇や、やることなどはこんな感じ。
・給料は出来高制の現金払い
・食事、お菓子、飲み物付き
・マンガは販売予定のものでなければ
持って帰って読んでも構わないけど
ちゃんと返してね
・時間は自由
・期日までにお願いした数をこなしてくれれば
友達呼んできてもOK
（ただし、1回面通しが必要）
確か、こんな感じだったかなぁ。
給料は激安でした。
技術がいるものではなかったんで
1冊5円！
ホントは、ここで一瞬難色を示したんですけど
食事、お菓子、飲み物付きってのと
時間自由ってのに魅力を感じたらしいです。
あとは、マンガが読み放題も
嬉しかったみたいですね。
食事は、近所の中華屋さんと提携して
月払いにしてもらってました。
そこは24時間営業だったんですが
出前はやってなかったんですね。
けど、確実に大きめの金額をお支払いできるからと
Yが交渉して特別に出前＆ツケOKにしてもらい
電話して好きなものを頼んでいいことにしてました。
こんなにやりたい放題にすると
エライこっちゃになるって思われますよね。
ここが人の心の不思議なところで
ダメ、ダメ、ダメっていってると
ダメなことをやりたがるんです。
でも、好きにしていいよっていうと
最初は、ホントにやりたい放題だった彼らも
徐々に「いいのかな。。」と思ってきたみたいで
自然に節度ある注文になっていったんです。
マンガを持って帰っていいよ制度も
最初、彼らは大量に持って帰って読んでました。
しかも、かなり長いこと。。。
だけど、売り物を磨いてるうちに責任感ってんですかね
仕事に対する姿勢が変わってきて
持って帰る冊数は少なくなるし
借りてる期間が長い仲間に注意するようになってたんです。
あの変わり方は面白かったですね。
ヒマな時は、わたしも彼らと一緒にマンガ磨いてたんで
効率的なやり方を伝授してたんですね。
そうすると、だんだん競争になってくんですが
その時が大量仕上げのチャンスでした。
「おし、じゃぁ、今から競争だよ。
1位の人は今日の出来高1冊10円！」
これやるとすごかった。
わたしらのとこでバイトするくらいだから
基本、お金に苦労してる子らじゃないんです。
けど、ゲームにした途端
目の色変えて作業に没頭するんですよね。
彼らは、このゲームを
ボーナスタイムと呼んで
楽しみにしてくれてました。
こっちは大量に仕上げてもらえるから
お互いにとっていいことばっかでしたよ。
そんなことをしてるうちに
彼らとの信頼関係も
徐々に強固なものとなっていきました。
そのうち、こっちから依頼しなくても
このシリーズは全部磨いたから
追加で仕入れてくれとか
自主的に動いてくれるようになります。
彼らが変るのにかかった期間は
たったの2か月でした。
すれてない子たちだったってのもありますが
一番の要因は無条件に彼らを信用したから
てのが大きかったのかもしれません。
そんなこんなで、どんどん成長してく彼らを
わたしたちは新規店舗の設営にも
連れて行くようになりました。
順調に売り上げも伸びていったんで
トラックも新車2台になりバイトの子たちも
増えていきました。
そんな順風満帆の中
実家を出てから1年くらい経ったころ
突然住んでるところの電話が鳴りました。
何の警戒もせずに出たら。。
父親でした。。
「あ！ 出た！
元気なのか？」
これが父親の第一声でした。
何もいえずに固まってたら
「連絡来ないから、こっちからしたぞ。
メグから全部聞いてるけど
怒ってないから休みの時にでも帰って来なさい。
報告することもたくさんあるしな」
といわれたんで
「すみませんでした」
といったら
「家出して失敗して帰ってきたらぶっ飛ばしてるけど
成功してるみたいだから問題ないだろ。
聞いたら反対してたよ。だけど、お前はうまくやった。
どんな仕事をしてるかとかはYのおじさんから聞いてるけど
直接お前の口から聞きたいんだよ」
そして近いうちに帰って来なさいともう一度いうと
父親は電話を切りました。
あの時は、アタマが真っ白になって
なにも口にできませんでした。
その後はメグに電話して謝ったり
Yに親から電話があったと報告して
大騒ぎになったりと色々ありましたが
電話をもらった次の週に実家に帰りました。
お詫びの品をてんこ盛りで持ってって
恐る恐るインターホンを鳴らしたら
両親が笑いながら出迎えてくれるという奇跡が。。
実家で色～～んな話をしてたんですけど
Yのおじさんとメグが両親にいってくれてたらしいです
「あいつはガマンできるけど、キャパ超えたら
爆発しちゃうから、放任したほうがいい」
みたいなことを。
それまで両親が連絡してこなかったのは
わたしが大阪に着いてすぐに
Yのおじさんが事の次第を報告したからなんですって。
しかも、マンションの保証人
Yのおじさんかと思ったら父親だったんです。
いやぁ、ものすごい衝撃でしたね～。
衝撃といえば
子どもの頃、何かとかばってくれてた兄には
思いっきりぶっ飛ばされました。
グーで殴られたんで
口切れたんだよなぁ、確か。
そんなことは置いときましょっ！
それにしても、わたしはホントに
周りに恵まれてるなぁと
しみじみ思いましたね、あの頃。
その後、悪友たちに会って
しこたま怒られた後、再び大阪に帰りました。
そして、面白おかしく
3年くらい古本屋の卸をやってました。
超ムキムキになってしばらくたったある日
Yのおじさんから呼び出しがありました。
「古本業界がこれから変わるらしいわ。。
自分らは、まだ20代やから何でもできるやろ。
泥沼に入る前に、足洗った方がええな」
会社を興して3年くらい経った時でしたね
その話をされたのは。
実際、古本業界に激震が走るのは
もっと後の事なんですが
尻すぼみになるくらいなら
ほかに新しいことを探した方がいいと
会社を解散することにしました。
トラックはおじさんに譲渡し
バイト君たちには退職金を渡して
倉庫件事務所で盛大に会社さよなら会をしました。
新規設営店舗のオーナーの方々も
アフターフォローをしてたからか
近場の人は来てくれたし
遠い人は電報を送ってくれましたね。
そして、提携してた中華屋さんも
さよなら会に参加してくれたんですが
ほんの気持ちだからと
ものすんごい量の料理を提供してくれました。
そして、わたしは実家に帰り
紆余曲折があって今に至るんですが
この3年間で変わりましたよ、劇的に。
バカやってても自虐ネタで人を笑かすことなんて
したことなかったのに、できるようになりました！
楽しいことに対する嗅覚に
さらに磨きをかけました！
そして。。
親と本音で向き合えるようになりました。
わたしは両親が好きなんですけど
これいったら怒られるかも。。
なんてことばっかり考えてて
本当の気持ちを話したことがありませんでした。
メグやYのおじさんのフォローもあったけど
大阪に行ってから両親に本音を話せるようになったんです。
まぁ8割以上、何かいったら怒られてますけど
前に持ってた恐怖心はなくなりましたね。
きっと、ものすごい成長できたんじゃないかなぁ。
成長出来てるといいなぁ。。
て感じで
わたしの起業生活は終わりました。
2日間もこんな話にお付き合いくださって
ありがとうございました！！
さて、最後になりましたが
しばらく置いときますよ～
一言感想募集リンク♪
是非とも送ってくださいね～。
あ、内容の事じゃなくても
お前は何なんだ的なもんでもOKです(^^♪
というわけで～
今日は【後編】起業してました
についてお話してみました。
今日のお話はいかがでしたか？
面白かったと思われたらポチっていただけると嬉しいです。
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昨日噛んだ舌がまだ痛い。。
長文＆いつもの乱筆乱文ですみません。。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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